個展 ” Roots and Soil ~ 土と根 “ 2015年11月3日
すっかりwebの更新も怠っておりますが、個展のご案内です。
東海地方にお住まいの方、是非お立ちよりください。
土日、祝日は終日在廊予定です。
*
『ブエノスディアス、フレディ。
遠くアンデスの山の中、元気で暮らしてますか。
「生まれた土地で一生を終えるのは、退屈な人生だ」
と君は言ったけれども、それはとても幸せなことかもしれない。
愚かな争いや災害で故郷を失った人々の姿を見るとそう思うよ。
みな欲張らず分かち合って生きてゆけるといいのにね。』
アジア、アフリカ、南米。それぞれの風土で実直に生きる人々の姿。
ゼラチンシルバープリント40点展示予定。
*
Gallery White Cube
2015年11月19日(木) – 29日(日) 12時 -18時
24,25 (火・水) 休廊 最終日17時閉廊
名古屋市中区丸の内2-15-28 ビッグベン丸の内4F
090-6595-0867 (担当:久保田) http://gallerywhitecube.com
Takashi Owaki
Journey from last twenty years. 2014年1月12日
久しぶりに名古屋で個展を開催します。
気付けばカメラを片手に旅を始めてから
20年の月日が流れました。
お時間のある方は是非、大須まで足を運んでください。
モノクローム60点を展示予定です。
ときどきの外出はあるかと思いますが、
6日間とも在廊予定です。
*
『Dialogues / 対話』 大脇崇 写真展
会期 2014年1月17 – 19日 + 24 – 26日
金・土曜日 12:00 – 20:00 日曜日 12:00 – 19:00
*
photo & art gallery プシュケ
名古屋市中区大須2-13-17
tel: 052-253-5919
地下鉄鶴舞線大須観音駅 2番口より徒歩3分
Takashi Owaki
Josef Koudelka x Antoine d’Agata 2013年11月6日
マグナムに所属する2人の写真家が来日中
4日 アントワンから連絡があり、久しぶりに新宿ゴールデン街で再会
ICPの仲間たちや近所に住む写真家パオロと共に朝までクレイジーで素晴らしい時間を過ごした
彼は名声を得た今でもパリに定住することなく、世界中の街を彷徨っている
普段は誰に対しても愛嬌があり、分け隔てなく接する愛くるしい人だが、
いざ対象を見つけ撮影が始まるとその集中力にはすさまじいものがある
写真は自分が「存在する」ため、「死なない」ためにあるという
彼のイメージに対しての強烈なまでの執着心・強い欲望にはいつも感服させられる
今回は六甲山国際写真フェスティバルに招待された模様
「タカシも写真を求め続けなければいけない」という言葉が胸に残る
*
5日はクーデルカ氏の東京国立近代美術館での回顧展
オープニングパーティーに誘ってただき参加した
初めて目にする伝説の写真家は、ご健在で只今75歳
噂に聞いた厳しさは感じられず、大きな回顧展のためかかなり上機嫌であった
シャッターを2回だけ切り、ポートレイトを撮らしてもらう
” Gypsies”と”Exiles”
写真を始めてから何度も目にしてきた写真集
見慣れているはずのいくつものイメージだが
オリジナルプリントは凄まじい力を持っていた
写真展で心が奪われたのは何年ぶりだろう
知っているはずの写真なのに、それはとても新鮮で強く心に訴えかけてきた
僕の求めていた写真が目の前にあった
*
写真家としてまだどこにも辿り着けていないけれども、
写真とはやはり素晴らしいものだと再確認できる2日間であった
2人の偉大なる写真家との出逢いに感謝して
自分の道を切り開いていかなければと思う
www.magnumphotos.co.jp
www.momat.go.jp
Takashi Owaki
dreams in Korea 2013年5月4日
嬉しいお知らせ。
昨年のニューヨーク、英語versionに続き、
今春韓国にてドリームスが翻訳、発売されることになりました。
ハングル語は全然わからないですが、
判型も大きく、とても可愛いデザインになってます。
韓国旅行に行かれる方、是非書店にてお手にとってみてください。
『dreams』 Soran Book 出版 定価13,800ウォン
Takashi Owaki
しょうねんの のこした ひかり 2012年11月5日
てのなかに
うつくしいていねんをにぎりしめて
いきていこうとおもう
うつくしいていねんは
しんじつそのものです
くるしみのなかで
ひかりかがやいています
*
へいわがくればいい
うちゅうがえいえんにじかんのあるかぎり
いつのひか
ちいさないのちがうまれて
そだっていくように
*
てのなかにあるしんじつは
さいわいそのものです
のぞめばいつでもてにはいりますが
だれもこのことはしりません
なぜならにんげんは
つねにらくなみちのほうをこのむからです
いきるということは
くなんとなかよくしてゆくことなのです
*
あめつちひろく よきしらせがひろめられ
きりのないあらそいごと このよのなかからきえるようにねがう
かんどうとにんたいをもって きたいしていれば
きっといつか きたいどおりになるとしんじて いきていこう
よもすえというかんがえかたは まちがっていて かのうせいにかけるべきです
にんげんのことを あきらめてはいけないとおもいます
よきひよきときに めぐりあうことを しんじよう
臼田輝 享年17歳
Takashi Owaki
Meeting with Ms.Lilian in Sendai 2012年6月12日
3月から少しづつ仙台へ足を運んでいます
5月は10日ほどの仙台滞在
ドリームスのワークショップを仮設住居に住む子供たちに行いました
十分に心を通わせるまでの時間はなかったですが、
今後時間をかけて子供たちとふれあっていきたいものです
*
宿題をみてあげているボランティアの学生たちとの語らい
東北福祉大学の生田目ゼミを訪問
ストリートチルドレン芸術祭というものを2005年より開催しているようです
http://wwwx.tfu.ac.jp/jhp/scc/
最近はあまり外のことに関心のない若者が増えてますが、
海外の問題に意識の高い学生たちに出会えると嬉しいものです
*
もう一つの目的はケニアのキベラスラムに生まれそだち、
孤児のための学校をつくったリリアン・ワガラさんの来日講演。
サポートをしているアマニ・ヤ・アフリカのスタッフ
と共に3日間一緒にすごしました
http://amani-ya.com/
19の時両親を亡くし、長女として17人の弟、妹を育てながら
明日の食べ物にも困る暮らしの中、
なお、20人の孤児をひきとり学校を始めたリリアン
それは”親や助けてくれる人がいなくてどれだけ辛かったか
私は知っているから”と
10年のうちに学校は大きくなり、今は400人の子供たちの母となっている
音楽教師のオギラも早くに母をなくし、父は逃去り
兄弟6人で物乞いやゴミを拾い生き抜いてきた人
母が生前言っていた”never ever give up!” という言葉を
胸に友達からノートを借りて勉強し、その後リリアンと
の出会いで音楽教師となった
その明るい笑顔の裏には、はかりしれない苦労がある
Takashi Owaki
dreams around the world in NYC 2012年4月19日
さくらはなぜこんなにも日本人の心をうつのでしょうかね
とてもおだやかで平和な気持ちになります
英語版ドリームスがついに発売となりました。
紹介する子供たちは13人と大幅に減りましたが、
大判ハードカバーになって、子供たちに読みやすい装丁です。
NYのふたつの書店でイベントと公立小学校で授業をしてきます。
どんな子供たちと出会えるか楽しみです
4/21 sat 11:00 -12:00 Green light book store
4/21 sat 15:00- 16:00 Books of wonder
*
名古屋市美術館でみたベン・シャーン展
素晴らしかったなぁ
それがコマーシャルの仕事でも社会的メッセージのあるものであっても
最大限の愛情と歓びをこめて描いている彼の姿がそこにありました
Takashi Owaki
everything must change / 無常 2012年2月11日
この世に存在するものに、永遠なるものはない
愛も生も、本当に不確かで儚いもの
近しい人や敬愛する人の死や別れが続き、
人生と写真の意味を考える日々。
ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロス氏、チリの写真家セルヒオ・ラレイン氏
pgiで何度かお話した写真家の石元泰博さんのご冥福を祈る
*
写真集
at home / bruce wrighton / 2010
アメリカの田舎町に住む人々の肖像。バルセロナのギャラリーで見たプリントは
3-4点だったが、強く記憶に残った。写真集の出来映えも素晴らしい。
where children sleep / james morrison /2010
世界の子供部屋を集めたもの。ベネトンのクリエイティブチームfabrica企画だけ
あって、よくリサーチされている。世の中はいかに不平等かがわかる。
装丁が可愛い。
rich and poor / jim goldberg /1985
随分前から欲しかった写真集。写真に添えられた被写体たちの手書きの文章
がとてつもなく深みを与えている。素晴らしいドキュメント。
冬へ / 荒木経惟 / 1990
陽子さんが亡くなる頃に撮ったという東京の風景。
*
素晴らしいweb siteを発見 様々な写真家たちへのインタビューが
linkされていて面白い American suburb X
*
このサイトのtop pageの絵を描いてくれた寺坂耕一くんの展覧会
が東京、外苑前のギャラリーにて行われています。
2/13-18まで。お近くへ行ったら是非。
Gallery House MAYA
名古屋在住の木彫り彫刻作家 はしもとみおちゃんの展覧会
が一社のミシュカさんで行われています。2/14まで。
『砂漠のケモノたち』
*
震災からもうすぐ1年ですね。冬眠から覚めて動き出さなくては。
Takashi Owaki
Group Show in Nagoya 2011年12月15日
すごく久しぶりにギャラリーでの展示です。
新作を20点焼きました。
2008年春に訪れたルーマニア北西部の小さな村、ガラ・ギルバッチ。
滞在できたのはわずか二日間でしたが、数多く訪れた場所の中でも、
その村の人々との出会いは忘れ得ぬものとなりました。
プリントをしているうちに、冬の彼らの生活をのぞきに行きたく
なっています。
お時間あれば足を運んでみてください。
2011年12月20日-25日 9:30-19:00 (最終日-17:00)
Photo Exhibition ZERO
名古屋市民ギャラリー栄
http://www.bunka758.or.jp/scd18_top.html
中日ビル東・ 中区役所ビルの8階です。
僕は20,21の午後、会場にいる予定です。
Takashi Owaki
Dreams with Kinokuniya Book Store 2011年11月6日
今年も残り2ヶ月となりましたが、なかなか暖かい秋ですね。
幼児・小学生の子供たちを対象にしたドリームスのワークショップを
紀伊国屋書店新宿南店さんの2F 児童書コーナーで行います。
11月20日 日曜日 午後14:00-15:00
みんなで1時間の世界旅行をします。
最後に撮影&写真のプレゼントあり。
甥っ子や姪っ子を連れて遊びにきてくださいね。
お問い合わせは2Fレジカウンター 03-5361-3312まで。
定員15名ほど。お待ちしていますー。
http://www.kinokuniya.co.jp/store/Shinjuku-South-Store/20111103160739.html
*
『1Q84』の英語版が最近欧米で発売になったようですね。
NY times magazineの記事興味深かったです。
表紙は荒木さんによるモノクロの肖像。こちらも格好いい。
http://www.nytimes.com/2011/10/23/magazine/the-fierce-imagination-of-haruki-murakami.html?_r=1&scp=2&sq=murakami&st=cse
dreamsの英語版も来春を目標にNYでひそかに進行中です。
お楽しみに。
Takashi Owaki