Federico Garcia Lorca x KSEC 2010年5月4日
名古屋でずっとスペインの戯曲を公演し続けているクセックの芝居を見て来ました。
節目の30周年。その息をきらさずに走り続ける体力はすごいものだなと思います。
今年は『5年経ったら』というロルカの作品。青年が手に入らぬ恋に苦しむ物語です。
主役を演じた若き肉体が美しい樋口大介くん。
劇団の支柱、榊原さんからたくさんのものを吸収しているようでした。
いつもながらシンプルで美しい舞台美術・ライティングは記憶に焼き付きます。
そして役者さんのほとばしる熱情は、劇場という空間でしか体感できないものだな
ー今、ここにしか存在しないものだなと再認識でした。
これから福井、金沢、大阪と公演は続くようなので、お近くにお住まいの方は是非。
Takashi Owaki